Athrun

■書影　EZOI様 ■あらすじ 四神を司る青年は、強大な力を持ちながら戦うことを知らなかった 　 　舞台は現代。いつの時代にもなくなることはない怨念。 　怨念からは怨霊や鬼が生まれ、世に蔓延っていた。唯一怨霊に対抗できる存在、隠儺師。 　ある年の春、泰時は隠儺師の拠点の一つである広目寮の部屋で目を覚ます。広目寮を案内された泰時の目に飛び込んできたのは庭に咲く満開の桜。そしてその根元に咲き乱れる花の絨毯と、そこで気持ちよさそうに眠る金髪の美男子だった。新しい仲間に胸を躍らせる泰時だったが、出会ったのは泰時の甘さを非難する金髪の花絨毯王子、太上清與だった。 　泰時の眼ざめにより、ヒトと怨霊の秩序がひび割れていく。 　今、まさに怨霊大戦がはじまろうとしている。 ■仕様 文庫本サイズ／本文240Ｐ